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そろそろフィリピンの労働ビザ(9G)について語っておこうと思う

9g

フィリピンで働く上で欠かせない、労働ビザ。
昨年セブの某企業が大事件を起こしてフィリピン在住日本人コミュニティに激震が走ったのは記憶に新しい。
自分は出す側も出される側も経験してるので、今回はその両方の側面から語っていく。

フィリピンの労働ビザ

まず他の国に比べてフィリピンは労働ビザに関する感覚が緩い。
シンガポールとかだと労働ビザが下りました→働きはじめる。
みたいな感じだと思うがフィリピンの場合、
働きはじめる→数ヶ月たつ→じゃぁそろそろ労働ビザ取るか、みたいな感じ。
働きはじめる前からビザ持ってる人なんて自分はほぼ知らない。(基本的にプロセス中なら違法ではないって扱いでイミグレは処理してくれる)

フィリピンの労働ビザには9Gっていう一般的なビザとPEZAビザっていうPEZA法人で会社設立した会社だけがとれるビザがある。
自分はPEZAビザのことはよう知らんので今回は9Gビザについてだけ書く。

なぜ企業は労働ビザをすぐだしたくないのか?

企業によっては「ビザ取得機関中にやめたらビザ代は全額負担してもらいます。」みたいな契約書をかかせるとこも多い。
当時現地採用だった自分は、「労働ビザくらい用意するのは企業側の義務だろ!!」と思っていたわけだが、決して擁護するわけじゃないけど今は渋りたい企業の気持ちもちょっとわかる。

まず手続きがアホみたいに長い。取得できるまでに1年弱かかることも普通にある。
そして金がかかる。
普通にやると1人当たり20万円くらいは労働ビザ取得に費用がかかる。
5人いたら100万!!スタートアップだとかなり痛い支出だ。
さらにこっから雇用に対する税金も毎月乗っかることになる。
そしてまた面倒くさいのが社員が辞めた時だ。
労働ビザ保持者が辞めると、また手続きがめんどくさいらしい。ちなみにバックレされると、いないけど税務局はそいつの分の税金の取立てにやってくる、辞めたってことを立証しずらくて更に面倒くさいらしい。
なので昔は1年くらい様子みてからビザ出すか決めるとこが多かったけど、今は事件もあったしSWP(仮労働ビザみたいなの)をとりあえず出すようにしてるとこも多いらしい。
※追記、PWPっていう仮労働ビザだと給料を貰ってもOkらしく今はこっちの方がメジャーのようです。
フィリピン現地採用はなんといっても離職率が鬼高いので初めからビザ出すのは確かにリスクがでかい。
ちなみに私が昔いた会社は1年の離職率90%近いらしい。
この離職率問題についてはまた今度ブログに書こうと思う。

労働ビザ(9G)の取得の流れ

dole

まず労働ビザを取るには、労働局(DOLE)で労働許可書(AEP)を取る必要がある。
ここで大量に書類を準備する必要がある。フィリピンは書類を用意するのにアホみたいに時間がかかる。(これはエージェントの仕事だけど)
書類が準備できたら労働局(DOLE)で面接がある。もちろん英語面接なので最低限の意思疎通はできるくらいの英語力はあったほうがいいと思う。
基本的に面接官によって難易度が違う。圧迫面接みたいな感じでやられた人もいれば自分みたいに特に何事もなく数分で終わった人もいる。

自分は2回面接受けたことがあるけど、2回とも聞かれた唯一覚えてる質問が「なんで日本で働かないの?日本の方が給料いいでしょ。」みたいな質問。

余計な御世話だわ。

面接が終わったら、「えっ?そのカメラで写真とるの?」って感じのおもちゃみたいなカメラで写真取られて、1週間後くらいに労働許可書のカードが届く。

カメラ

労働許可書(AEP)の手続きが終わったら、いよいよイミグレで労働ビザ(9G)の手続きができるようになる。
またしてもアホみたいに書類を準備をしないといけない。
書類が準備できたらイミグレで面接。これももちろん英語、自分のイミグレの面接はひたすら面接官が一方的に話しただけでとくに何かこっちから発言することはなかった。
面接後、承認されてようやくビザが手に入る。

これだけ読むと、、別にすぐなんじゃない?って思ってるあなた!!
フィリピンの政府機関をなめるでない!!!
マジでこの国政府機関が終わってるのですよ!!!

全部の処理が終わるのが早くて6ヶ月だと思う。余裕で1年近くかかることも全然ある。

しかもこの国の労働ビザは発行されてからが期限のスタートじゃないので、ようやく発行されたけど残りの期限半年しかないじゃん。みたいなことが普通におきる。

自分がプロセスしていって起こったトラブルと注意点を紹介しようと思う。

マニラで取った方が多分早く取れる。

セブのイミグレで面接した後に結局書類がマニラに送られてマニラで承認される。
承認された人はイミグレのホームページに名前が出るのでWEB上から確認ができるんだけど、去年はこれが異常だった。(今もそうなのかもしれんけど)
というのも、エリア毎に承認された人の名前がでるんだけど、「セブからの人が異様に少ない」という現象が去年は勃発していた。
イロイロが10人承認されてるのに、セブ2人とかおかしくないか?
みたいな状態が何ヶ月も続いていた。9Gだけじゃなくてマリッジとか全体的にセブからの人が承認されない。
なんか一説によると、セブのイミグレのボスとマニラのボスが喧嘩してるせいらしい。

書類が新しくなったから書き直せ

書類が新しくなったから書き直して再提出しないといけなくなった。
書類が新しくなる前にうち提出してるんだから関係なくない?って言いたいがそんなことは通用しないのがフィリピン。結局膨大な書類の書き直しでまた時間が奪われる。

ヤフーメールでメールが届く

イミグレからの連絡はヤフーメールで届く。最初スパムメール?って思ったくらい。そして一斉送信は普通に全員をCCに入れて送ってくる。
そう、この国に個人情報なんてものはない。

自分でコピーをとってくる

窓口で書類を提出して、イミグレから別の書類をわたされて「じゃぁこれ3部コピーしてきて」と言われる。1回に下って行列ができてるコピー機でコピーして、もう一度窓口に戻って提出する。

・・・なにこの無駄!!お前そっちでコピーしろよ!!!

出張多い人は取るのが無理?

ここが一番のポイントなのと、はっきりいって何が正しいのかよくわからない。
イミグレで面接した後に、承認されるまでフィリピンから出ちゃダメというルールがある。
1ヶ月くらいだったらいいとしても半年くらいかかることも普通にある。その期間フィリピンから出れないって出張が多い人にはかなり無理がある。
もしでちゃったらまたやり直し。20000ぺそだったかももう一度払う必要がある。
ただこれもよくわからない。出てたけど取れたって人も実際いるようだ。
何が本当なの?誰か教えて!!

まとめ

数年前に比べるとビザ関係の取り締まりはやっぱり厳しくなってる気がする。
ただ、そこ取り締まりたいんなら、、もうちょっとイミグレ仕事してくれ、、、と個人的には言いたい。

なのでビザのことを考えると日本人を大量に雇用するようなビジネスモデルはフィリピンではちょっと無理があるんじゃないかなというのが本音のところだ。

ビザ取得を考えてる人はとりあえず気長に待つ広い心が必要。
ちなみに取れたあとのダウングレードや転職もめっちゃめんどくさいらしいので、転職考えてる人なんかはどのタイミングで取るのがベストなのかよく考えた方がいいかも。


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