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被害総額35万円。フィリピン留学を騒がす「トランプ詐欺」体験談

トランプ詐欺

年々知名度が上がってきているフィリピン留学。
そこにあるのは、華やかな成功体験だけではない。
本連載では「フィリピン留学の負の部分」、つまり失敗談や危険な体験談を個別にフォーカスしていく。

留学4ヶ月目のサヤカさん(24歳、仮名)は、エアコンがギンギンに効いたカフェの中でこう口を開いた。
「実はこの前、トランプ詐欺にあって総額35万円くらいを奪われちゃったんです。」

英語の勉強になるかと思って

英語留学にも慣れて1人でSMモールにショッピングに出かけたサヤカさんは、ジョナスという40代くらいのフィリピン人女性に声をかけられる。

「会話の内容は彼女の親戚が日本に住んでるとか、そんな感じの他愛もない話です。もちろん怪しいなとは思ってたんですが、勉強してきた英語を実践で試せるいい機会だと思ってそのまま1時間程話こんでしまいました。」

すっかりジョナスのペースに乗せられたサヤカさんは、そのままタクシーに乗り彼女の家までついていってしまう。

「タクシーの中でアクセサリーを作らされました。今だからよくわかるんですが、タクシーがどこに向かっているのかわからなくするためだったと思います。気が付いたら家の前まで来ていました。」

ジョナスの家まで着くと、彼女の弟でカジノでディラーをしているサイモンという男が登場する。

「まずは3人でお昼を食べました。ジョナスが作ってくれたんですが普通に美味しかったです。サイモンは英語が綺麗でわかりやすいし話も面白かったです。」

イカサマポーカーが始まる

トランプ

カジノでディラーをしているというサイモンは、カジノで勝てるイカサマのテクニックを披露し始める。

「はっきり言って「イカサマ」も何もディラーと客側がグルになって、合図を決めておくってだけです。その場で簡単に合図を何パターンか教えてくれました。」

しばらく話し込んでいると、サイモンのギャンブル仲間でシンガポール人の「タボ」という女性がやってくる。

「サイモンが私とジョナスで組んで、タボとポーカーの勝負をしようと持ちかけてきました。もちろん私はやる気はなかったんですが、サイモンから無理やり300ドルを渡されて、気がついたらゲームが始まっていました。サイモンの英語は普段は綺麗でゆっくり話してくれるんですが、こういう時は一気にガーっと話されるので正直何言ってるのかもよくわからないまま話が進んでて。。。」

パートナーのジョナスが積極的に動く分、サヤカさんもそれに巻き込まれてゲームは進行していってしまう。

「イカサマをやってるのでゲームは問題なく勝てました。途中で降りて報復されるのも怖くて、そのまま勝てるならいいや、という思いもあって続けてしまいました。最終ゲームでカードをめくる前にタバが急にあり金の3000ドル全部を賭けると言いだしたんです。タバが3000ドル賭けるなら、私たちも3000ドル用意しないといけないという流れになったんですが、もちろん私はそんなお金を持ってないし、、途中で降りるとタバの勝ちになるという話をされて、、結局足りない分はモールで降ろしてくることになりました。」

デポジットとして持っていたiPhoneを没収され、サヤカさんとジョナス、そしてボーディガードのサイモンの従兄弟と一緒にSMモールに向かうサヤカさん。
この時点でサヤカさんの頭の中はわけがわからない状態になっていて冷静な考え方ができない状態になっていた。

モールについて携帯を買わされる

まずモールのATMでキャッシングの限界まで現金を引き出されたサヤカさん。

「キャッシングの限度額がすぐ来てしまって、3000ドルには全然足りない状態でした。するとジョナスが足りない分は携帯を買えば大丈夫だと言いだして、携帯ショップで携帯を4台を買わされました。レシートを保管しておけば後でサイモンが使ったお金を返すという言葉と、もう色々疲れてしまって従うしかなかったです。」

携帯4台とキャッシングで引き出した現金を持ってジョナスの家に戻ったサヤカさん。
お金が足りないことをサイモンがタボに説明するがタボは納得せず、ゲームはけっきょく延期に。

「サイモンがお金と携帯とめくる前のトランプを金庫に保存するということで解散になりました。私は帰れることが嬉しくて、そのままタクシーに飛び乗りました。」

こうして学校に帰ってこれたサヤカさんだったが、もちろん彼らの連絡先も知らないし預けたお金や携帯を回収することはできず総額にして35万円を失うことになった。

ここまで読んでくれた方はわかると思うが、「どう考えてもおかしな話」なのだ。
サヤカさん自身はいたって普通の女性であり何かがぶっ飛んでいるタイプでもない。

私が「おかしいって思わなかったの?」と聞くと、
「もちろんいま思えば全てがおかしかったです。でもあの時は全てに混乱してしまっていて本当に何もできなかったんです」と彼女は答えた。

実際この「トランプ詐欺」既に日本人の数十人が被害にあっているセブでは非常に有名な犯罪の1つだ。
正直私は、「こんなアホみたいな手口にひっかかるやついないだろ。なんでついて行ったのさ。。」と思っていたが、今回実際に話を聞いて「海外に慣れたと思い始めた留学生」は確かにいいカモなのかもしれないと思った。
たまに留学生と話すと「移動は基本ジプニーです!」「カルボン行きました!」だったり「気をつけてね」と言いたくなる学生さん達に遭遇することも多い。

先日バンクーバーでも留学生が殺害されたが、言語が違うだけで相手がどういう人間なのかを判断するのが非常に難しくなる。特にフィリピン人は基本的に陽気でフレンドリーに近づいてくるし、普段学校でフィリピン人の先生と接している分ガードを下げてしまう人も多いかもしれない。(そもそも学校の先生はマイノリティなのであれをベースにフィリピン人を考えてしまうのはよくない。詳しくはこちらを

守らないといけないことは子供の頃に習ったこれだけだ。
「知らない人にはついていかない。」


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