フィリピン

フィリピンは英語が出来たから発展しなかった。言語バリアがないから自国産業が大きくならない。

更新日: 2017/11/23

フィリピン

「フィリピンで今流行ってるアプリやサービスって何かありますか?」
タイに住んでいる友人にそう聞かれた時上手く答えることができなかった。
だって何かある?
Youtube? Facebook?
フィリピン人が使ってるものってほとんどが外資のサービスで自国のサービスが全然ない。
割と可能性があったAngkas(バイク便)もガバメントに潰されたらしく風前の灯火。
自分が1番使ってるフィリピンのIT絡んでるサービスはセブパシのような気がする。
ちなみにタイではライブ配信サービスが最近流行っているらしい。
日本のSHOWROOMのようなサービスのようで中には月に30万円以上も稼ぎ出す女性も多いとか。
日本もそうだが自国サービスが成り立つ大きな理由は言語バリアがあることだとフィリピンにいると痛感することがある。

フィリピンって流行ってる自国のITサービスがマジでない

自国サービス
今回はITの目線で話したいと思うんだけど、フィリピンって本当に自国のIT系のサービスがない。
悲しいことにフィリピンで流行ってるサービスってほぼ外資のサービスなのだ。
日本の場合は「楽天」や「LINE」だったり、ゲームなんかも自国のゲームが沢山あると思うんだけどフィリピンの場合は「Spotify」「Uber」「grab」、EC系の最大手もLazada。
オンラインゲームも盛んだけど、Dota 2、League of Legends、Lineageだったりほぼ海外ゲーム。
というかフィリピン産のゲームって果たしてあるのだろうか。。。。(うちの社員の話だとドゥテルテが殺しまくるゲームが少しだけ流行ったらしい)
日本人だと海外で評判が良いゲームがあっても、英語版しかないと手が出せないから流行らないけど、フィリピンはアメリカで流行ってるものがダイレクトに流行ってしまうのだ。
昔フィリピンでアクセス数が多いサイトを調べたことがあったんだけどトップ5に入っていたのが、世界最大のトレントサイトだった。(今は潰れてしまったが)
なんでもタダでDL出来る悪魔のようなサイトだったわけだが日本人の知名度って全然ないよね。
なぜなら英語サイトだから!!


ライバルが強すぎて勝てない

オンライン完結型のサービス(映画の口コミサイトやSNSとか)をフィリピンで成功させるのはほぼ無理だと思う。
だって彼ら英語使えるから直接英語圏のサービスを使えてしまう。
日本だとよくアメリカのサービスをパクって日本向けにアレンジして出したりするけど、フィリピンはそのままアメリカのサービス使えちゃうわけで、例えばmixiみたいに独自のSNS作ったところで資本力もクォリティも勝ち目がない。
唯一勝ち目があった、リアルとネットを繋げるサービス(ECとか)もLazada、Foodpanda、Uberとか外資が拠点作って進めてしまっているので今から戦うのはかなりキツイ。
他の国に比べると言語の切り替えもいらないし、進出はしやすい国なのは間違いないと思う。
結局国内で成長できないからスケールできないというのは痛いとこだよね。
もちろんマーケット的な問題もあると思うけど言語バリアって重要だなーと言語バリアに守られてる日本にいると本当に思うよね。
英語圏のクラウドソーシングなんてライバル強すぎて死ねる。

言語バリアと政府の規制で自国産業を守った中国

言語バリア
去年中国に行って驚いたことの1つが中国ってめちゃくちゃITが発展してるってことだ。
アプリでお店予約するの当たり前だったり、出前のサービス、支払いもアプリで出来ちゃったりと中々すごい。
しかし!!外国人にはハードルが高すぎる。
私も友人からオススメアプリを紹介してもらい現地で使ってみようとしたが全部中国語だったんで全く使いこなせず旅が終わった。
それに中国はFacebookやgoogleも禁止されているから、中国独自の同じようなサービスが圧倒的なシェアを取っている。
私は規制とか好きじゃないけど、国益を守るという点に関して言えば中国は本当に上手だね。


優秀な人が海外に逃げてしまう

フィリピン人が英語が出来るから、国が発展しなかった理由の1つはこれ。
知り合いのフィリピン人がアメリカでナースの仕事決まったらしい、年収はなんと700万円。
これぞアメリカンドリーム。
フィリピンの時の給料の140倍くらい?
そりゃアメリカ行くわw
英語が出来るから海外にも出やすい。
特に優秀な人は海外で働いた方が給料が高いから外に出てしまい国内に優秀な人材がいなくなる。
まさに負のスパイラル!!

フィリピン人にはグローバルセンスがある

グローバルセンス
現在世界向けにサービスを展開しようとしてる友達が言っていたんだけど、フィリピン人は普段から世界向けのサービスを使っている関係でグローバルサービスに対するセンスが日本人より相当高いと言っていた。
逆に日本人はグローバル展開がヘタ。ここに関しては完全にお隣の韓国に遅れをとっているよね。
なので、世界を狙うならフィリピン人のグローバルセンスを取り込んで協力していけば日本のサービスがもっと世界で流行ることができるかもしれない。

日本の言語バリアの壁がマイナスになる

今までは日本は国内のマーケットだけで生きていけたから言語の壁があった方がプラスに働くことが多かったと思うが今後は逆にマイナスに働いてくることが増えてくるかもしれない。
世界の言語バリアはどんどん薄くなってきていてフラットになってきている。
そんな時代にどう生きていくのか?
同じスキルがあるITのエンジニアでも日本とフィリピンでは給料が5倍くらい違う。
そんな時に日本人はどうやって5倍のバリューを保てばいいのか、、、

とりあえず山中先生のこの本を読んで勉強したいと思います。

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