「フィリピンだから仕方ない」は言い訳だ。
公開日: 2014/09/12
更新日: 2014/09/12
フィリピントピックス
フィリピンに住んでいたり、ビジネスをしているととにかく
「え?」
と言いたくなるようなことが多々ある。
もちろん、仕方ないことも沢山あるんだが、そのリスクを減らすことは可能だ。
僕は自分でマネージメントできる部分は必ずその辺りを意識して行動している。
仕事をしていれば、ミスが起こりやすい場所やトラブルになりやすい場所は結構決まっている。
「フィリピンだから仕方ない」と言っていたら何も改善しない。
なるべくその「仕方ない状況」にならないような仕組み作りをすることが大切だ。
そうすればフィリピンでもなるべくイライラせずに暮らすことができる。
僕が普段の生活から心がけていることが、「確認」と「follow-up」だ。
こっちの人はとにかくすぐ忘れるのでこの2つは本当に大事だ。
フィリピン人にお使い頼む時も計3回くらいは確認する。
フィリピン人とアポイントメントがある時も、前日や会う前の数時間前にfollow-upを入れる。
こっちは弁護士レベルでも、頼んだ書類が中々こなかったりするので、follow-upをしっかりしないと本当に進まなかったりする。
「それやったの?」
「明日やる」
は絶対やらないので、今すぐやらせた方がいい。
フィリピン人の明日は明日ではない。
プライベートでも日本人同士で旅行だと、なんとなく決めていればなんとかなるんだが、フィリピン人と一緒で更に向こうが幹事だったりすると細かく「確認」と「follow-up」しないとすぐトラブルになる。
船のチケットが買えなかったとか、船の時間違うじゃん!!港が全然違うじゃないか!!ホテル予約してないの?
みたいなことが自然にある。
僕はスタッフにもよく 「just in case」「念のため」と言っている。
今回こんなブログを書いたのも、実は久しぶりにTheフィリピンと言いたくなるようなトラブルに巻き込まれたからだ。(この事件については次のブログでまた別の角度でフィリピン人の性質について書きます)
アイランドホッピングに行ったら最初乗り込んだ船でエンジンがかからず1時間くらい待たされ結局船を移動した。
でもこれも、僕が事前に
「ちゃんとエンジン着くか確認しておけよ」と伝えていれば回避できたトラブルだったかもしれない。
ようやく船が出発できたと思ったら、ガソリンがなくなり、海で漂流することになった。
結局僕が島に連絡を取れて助けが呼べたからよかったものも実際命に関わる危険な自体だ。
ただこれについても僕が事前に「ガソリンちゃんと大丈夫か?」
と確認しておけば回避できたトラブルだったかもしれない。
帰りはなんと途中で浅瀬に入ってしまいエンジンがつけられなくなるトラブル。
みんなで下りて、30分くらいボート押してなんとか帰宅。
これも僕が「帰りのルートは大丈夫か?浅瀬だとエンジンつけられないよ」
と確認していれば対処できたトラブルだったかもしれない。
今回のトラブルが何故起きたかと考えると、僕のアイランドホッピングの経験が少なすぎて「just in case」
を想定できてなかったことだと思う。
何が言いたいかと言うと、今回のトラブルも回避できたトラブルだったということだ。
これを「フィリピンだから仕方ない」で終わらせてしまえばまた同じようなトラブルに巻き込まれる可能性がある。
もちろんどうしょうもないことも沢山ある。
昨日もイタリアンに行ってカルボナーラを頼んだら、クリームソースがなかったからって勝手にペペロンチーノを出された。
いや、、まず聞きにこいよ!!!!勝手に違うのにするなよ!
こんなことが自然に起こるのがフィリピンだ。
だからこそ、トラブルにならないように事前に考えて行動することがとっても大事。